
代表取締役社長 小畑 一雄
当社は1953年の創業以来、マルちゃんブランドのもと、「安全でおいしい商品」「確実なサービス」をお客様にお届けすることを心掛けてまいりました。 そのような中、1975年発売のチルド麺「焼そば3人前」、1978年発売の「赤いきつね」並びに1980年発売の「緑のたぬき」といった多数のロングセラー商品が生まれました。2011年秋に発売した「マルちゃん正麺」は、麺本来の味わいを即席麺で実現したことでお客様の支持を頂戴しており、今後期待できる商品のひとつとなっております。また、国内だけでなく北米地域を中心とした海外でも幅広く事業を展開しており、生産・販売・物流体制の効率化や消費者のニーズにマッチした新商品の開発により、さらなる発展を目指す所存です。
当社は、スローガンである「Smiles for All.すべては、笑顔のために。」に込めた思いの通り、従業員一人ひとりが主体となり、「安全・安心」への取組みやより良い商品の安定供給等により、食品企業としての社会的使命を果たしてまいります。
株主の皆様には、引き続き一層のご指導ご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
1.経営の基本方針
当社は、顧客第一主義のもと「お客様により良い商品、サービスを提供することにより喜びと満足のある生活に貢献する」ことを経営理念としております。「安全でおいしい商品」「確実なサービス」をお客様にお届けし、お客様から支持されることによって信頼される企業グループを目指しております。そしてこれらにより利益ある成長を目指して企業価値を高めることが、社会、株主、従業員等すべてのステークホルダーの利益増大につながると認識しております。
2.利益配分に関する基本方針
当社は、収益の向上を図り経営基盤を強化して企業価値の増大を目指すとともに、投資家の皆様に対する利益還元を充実していくことが、経営の重要事項の一つと認識しております。投資家の皆様への配当につきましては、期間業績を加味しながら安定配当を実施することを基本方針としております。なお、中間配当を平成19年3月期より実施しており、四半期配当の実施につきましては今後検討してまいります。内部留保に関しましては、急速な技術革新や顧客ニーズの変化等に対応するため、企業体質の強化及び開発投資等に活用し、企業価値の向上を目指してまいります。
3.投資単位の引下げに関する考え方及び方針等
当社は、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大を重要課題と認識しております。投資単位の引下げにつきましては、投資家の皆様にとって、より投資しやすい環境を整えるための有用な方策の一つと考えており、今後の市場動向ならびに費用対効果を考えながら実施の必要性およびその時期について慎重に検討してまいる所存であります。
4.目標とする経営指標
当社グループは、安定した財務基盤確立のため、連結経常利益の増加を図ることを第一として考えております。業務改革による生産性向上やコスト削減、高付加価値商品の開発、キャッシュ・フロー経営の重視を徹底してまいります。
5.中長期的な経営戦略ならびに会社の対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、一部に景気回復の兆しが見えるものの、完全な消費回復が不透明な中で、消費者の商品選別の多様化が進み、一層の競争激化が進むと思われます。このような状況の中、当社といたしましては、将来の収益確保ならびに経営効率の向上を目指し、次の課題に取り組む所存であります。
- (1) 商品競争力の確保
- 顧客ニーズの変化に対応してより良い商品の提案を行うために研究開発を重視し、併せて商品の安全性を確保する。
- (2) 販売の確保
- 各事業分野において顧客ニーズに対応した地域別、商品別の販売促進を強化し積極的な営業活動を実施する。
- (3) コストダウン
- 生産拠点の統廃合を継続し、効率的な生産・物流体制を再構築するほか、多様な業務改善を徹底することによりコスト削減を目指す。
- (4) 財務体質の強化
- 有利子負債の削減、投融資の厳選ならびに在庫の削減に取り組むことにより、財務体質の強化を目指す。
- (5) 経営の迅速化、効率化
- グループ全体における情報の共有化を進めることにより、経営判断の迅速化及び効率化の強化を目指す。
- (6) 社員教育の重視
- 企業は人材であるという観点から社員教育を重視し、権限・責任の明確化を計り、構造変化に耐えうる人材を育成する。
- (7) 企業倫理の確立
- 経営の透明性の実現に向け取締役会の一層の活性化を図るとともに、コンプライアンスを遵守し積極的に企業倫理の確立を目指す。
6.親会社等に関する事項
当社(東洋水産株式会社)は親会社等を有していないため、当項目に記載すべき事項はありません。
7.その他、会社の経営上の重要な事項
該当事項はありません。







