２００９年１月２１日

　東洋水産株式会社（本社：東京都港区、社長：堤 殷）では、今月末に、群馬県館林市
に即席めんの新たな生産・配送拠点「関東工場」の着工をいたします。

　関東工場は、２００９年１２月に建物が完成し、生産を開始する予定です。
製造ラインとしては、カップめん・ワンタン製品、及び粉末スープラインを設置し、配送
センターの併設により、東北から中部地区までの東日本地区全域に向け製品を供給いたし
ます。
新工場は、東洋水産グループの旗艦工場として、最新鋭の大型ラインと省力化設備によ
る高い生産性、製品の安全性と安定した品質を追求し、また、ＣＯ２削減などの環境問題
への取り組み、地域との交流にも配慮いたします。

なお、２００７年７月に着工した埼玉工場は、既存の設備を大幅に増改築し、生めん工
場・スープ工場の建設、及びチルド配送センターの増設を進めており、２０１０年５月の
完成に向け順調に工事が進められています。

　即席めん・生めん製品の大規模生産拠点の設置により、安定した供給体制が整い、効率
化が見込めることから、今後はより一層の顧客サービスの向上に努め、きめ細かな販売活
動を展開してまいります。

《 関東工場の概要 》

　 ※２００９年１月現在の予定です。

○日　程　　　　 ２００９年　　１月　　着工
２００９年　１２月　　建物完成、生産開始
○所在地　　　　群馬県館林市赤生田本町
○総投資額　　　約１９０億円
○施設の概要
・敷地面積　　１２７，４２０㎡（３８，５４４坪）
・延床面積　　　４８，１６９㎡（１４，５７１坪）
・鉄骨造３階建
○設置ライン　　　 即席めん類（カップめん、ワンタン）
○生産品目　　　 赤いきつねうどん、緑のたぬき天そば　他
○製品供給地区　東日本全域（東北～中部地区）

即席めん関東工場の完成予想図

参　考《埼玉工場・チルド配送センターの概要 》

○日　程　　　　　２００７年７月　　着工
２０１０年５月　　全工事完了
○所在地　　　　埼玉県日高市森戸新田
○総投資額　　　約９５億円
○施設の概要
生めん・スープ工場
・延床面積　　　２４，９４９㎡（７，５４７坪）
・鉄骨造３階建
チルド配送センター　　　　　　　　　　　　　
・延床面積　　　　５，５４５㎡（１，６７７坪）　　　　
・鉄骨造２階建
○設置ライン　　　生めん類（蒸しめん、茹でめん、生めん　他）、スープ類
○生産品目　　　　焼そば３人前、生ラーメン３人前　、焼うどん２人前　他　
○製品供給地区　　東日本全域（東北・関東・甲信越・静岡地区）
○設備の特徴
・生めん工場、スープ工場、自動倉庫、配送センターの集中化による効率的設備
製造・配送の一体化による、品質面の集中管理
・トレーサビリティシステム導入による、品質管理を重視した最新の生産設備
・自動倉庫設置・チルド配送センター拡張による、物流業務の効率化
・熱源に天然ガスを使用し、排熱回収による環境配慮型省エネ設備
二酸化炭素（ＣＯ２）、硫黄酸化物（ＮＯｘ），窒素酸化物（ＳＯｘ）の排出量削減

生めん埼玉工場・チルド配送センターの完成予想図